*視点を変えてみる。*

2017.2.21

 

小雪(犬)が若い頃、

頭の毛を伸ばし、

こんな風に結ぶ髪型が好きでした。

 

小さい頃は黙ってさせていた髪結いも

大人になるにつれて嫌がることが増え、

最終的には咬むことも覚えました。

 

まだ、犬のしつけについて

学び始めた頃。

 

その頃は、嫌がることは力で抑えて、

もしくは嫌がっていてもなれさせる為に

それをし続ける

 

なんてことが私の周りでは

普通に教えられ、行われていた時代でした。

 

 

その後、新たに出会った先生に

「私の手から血が出るほど

本気で咬んでくるんです。

どうしたら咬まれずに結べますか?」

 

と相談した時、

 

 

「そんなに嫌がるなら結ばなければいんじゃない。」

 

と。

 

 

 

いや。。。そうなんですけど。。。

私は結びたいんですが。。。

 

と思いましたが、

 

 

 

確かに。

結ばなければ、小雪も嫌がることもなく、

結果、咬むこともない。

 

髪をしばるという事が小雪にとって

咬むという行動をするほど嫌でしかたのないこと。

 

そんなストレスを与えてまで

私がそのスタイルが好きだからといって

させたいからといって

 

する必要があるのだろうか。。。

 

 

もちろん、手間をかけ、愛情をかけながら

ストレスなく髪をしばれるように練習をすることで

嫌がらない髪結いは可能でしょう。

 

でも、その過程は長く地道な練習。

髪を結ぶことと、その大変な練習を天秤にかけたとき、

私の答えは

「髪を結ぶのをやめる」

というものになりました。

 

私には、絶対に結ばなければならないという理由はなく、

また、髪は結びたかったけれども、

そんな大変な練習をしてまで・・・という気持ちもあり。

 

それ以来、小雪のちょんまげは

封印されました。

 

 

これは私と小雪の間の解決策。

でも、それは私と小雪の取り巻く環境が変われば

「髪結いに慣らす練習をする」という選択になった

かもしれません。

 

 

こんな風に「髪を結ぶ」という一つの行動をとっても

飼い主さんやその子、そして取り巻く環境によって

選択する方法は変わってきます。

 

 

小雪のちょんまげはやめましたが、

瑠璃にもちょっとやってみました。



瑠璃の性格では、

特に練習をしたわけでもないですが、

嫌がらずに結ぶことができます。

 

でも、この子は結ぶよりも

私の好みにより、いつもはこんな感じ。

 

 

その子によって、

その環境によって、

選択する答えは変わってきます。

 

絶対にこうしなきゃいけない!

という考えも、ちょっと違う方向から見てみると

意外とお互いにとって良い答えが

見えるのかもしれませんね。

 

 


*老化予防!*

2017.2.12

 

先日92歳の祖父に会ったときの事。

 

私は助手席に乗り、
祖父は後部座席車へ乗り込み
一緒に車で出かけたのですが、
前を走っている排雪のトラックを見ては
トラックについている5桁の数字に興味乙女のトキメキを持ち
それを読み上げてみたり目
団地が何処までも続いている道を通れば、
キョロキョロ目キラキラと、
ここはなんていうところだ?
凄い数の住宅だなぁ。
いったい何棟あるんだキョロキョロ
とか、
曲がらずにしばらく直進していると、
これはまっすぐ行くと何処に着くんだはてなマークはてなマーク
と、あっちこっちをキョロキョロと観察し、
質問攻め。
まるで小学生の男の子を乗せているようでしたにやり
その、好奇心旺盛な姿を見て、
これが90歳を超えても体も頭も元気な秘訣なんだろうなと
しみじみ思ったのです流れ星
動物の世界でも、
脳への適度な刺激が老化現象を遅らせる
という事実が発表されているようで、
適切な刺激は脳内の神経接続を増やす
きっかけになるのだとかひらめき電球
犬の脳を活性化する方法は様々あるようで、
例えば、脳への刺激を高める為、
いつもとお散歩コースを変えてみて
いつもとは違う景色や匂いコスモス
人との出会いニコニコなどの楽しめる刺激を与えてみたり、
知育玩具を使って頭を使いながら食事をしてみたりとジンジャーブレッドマン
取り入れられそうな刺激は色々とありそうです。
我が家でも早速チャレンジ♪
祖父にはまだまだ追いつけませんが
13歳の立派なシニアの子がいます。
おもちゃで遊ぶのが好きなこの子への刺激は、
「いつもと違うところにあるおもちゃを、どうやって取るか!?
というもの。
ハートおもちゃと私の顔を交互に見て「これ取って・・・」と訴えてみたり、
ピンクハートくわえて引っ張ってみたり、
グリーンハート前肢を使って連打でおもちゃを引っかいてみたり
イエローハート飛びついて力で押し込んでみたり・・・。
考えて、行動して、また考えて、行動して
その繰り返しでようやくおもちゃが取れたときには
満足げな表情ニコニコで、おもちゃをパクパクぺろぺろ。
私の目の前まで持ってきたその姿は
自慢しているかのようでしたニコニコラブラブ
いつものおもちゃ遊びも、
少し手を加えて、方法を変えてみる。
そんなことも脳に刺激を与え
老化を予防する一つかもしれませんねウインク乙女のトキメキ

 


*注射の痛みを和らげるには!?*
2017.2.7
動物病院で注射をするときに
どんなことを「うちの子」にしていますか
はてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク

動物に注射をするとき、

ある病院犬の院長先生は
その子がその注射でよくなりますように・・・と
想いを込めて注射をしているとききましたクローバー
ただ何も考えずに注射をするのではなく
想いを込める虹
目には見えない部分ですが、
きっと動物たちにとって
優しい注射になっているのでしょうねおねがい流れ星
しかし、獣医師ではない私達にも
注射のときに動物たちのために出来る
サポートがありますニコニコキラキラ
注射が苦手な私もそうなのですが、
注射の痛みよりも
何かをされるという恐怖が大きくなり、
心臓バクバク、呼吸も荒くなりますアセアセあせる
「注射をされるアセアセ
「針が刺さるしょんぼり
「これから何かが始まるアセアセ
痛みよりも、そんな不安や
恐怖の気持ちが大きくなり
平常心ではいられなくなるのですぐすん汗
そこで私達ができるサポートは・・・あしあと
動物たちのメンタルサポート虹キラキラ
まず、両手を使って獣医師の動きを
見えないようにします。
馬の目隠しのようなイメージです。
獣医師の動きが見えないことで、
「何かが始まる」「注射をされる」
という恐怖を和らげますコスモス
同時に、
指先でかゆいところを掻くような強さで
動物の体をコリコリと掻き、
注射の痛みや違和感を分散し
注射を刺す「時」や「部分」が分からないようにしますハート
そして、意識が獣医師から逸れたその間に
注射をしてもらいます。
その子が注射から、いかに意識を逸らせるか、
それが注射の恐怖や痛みを和らげるポイントになるのですひらめき電球
元気な時のワクチン摂取では
食べ物を食べることドーナツに集中させ、
注射から意識を逸らすこともできます。
飼い主さんが笑顔ニコニコで声を掛け続けることで
意識を逸らすことが出来る子もいます。
他にも、その子によって意識を逸らす方法は
色々あるでしょうウインク
(すでに気が立っていて危険な時には安全第一ビックリマーク
触らずに、落ち着ける雰囲気作りをすることも大切です黄色い花
病院での治療や予防が
その子の負担とならない為にも、
最大限その子の体に治療が活かされる為にも
動物たちに出来る少しのサポートを
始めてみませんかニコニコラブラブ
※注意キョロキョロ
褒めているときに、チラチラと獣医師を見たり、
刺すよ、刺すよー、刺したっ!
などと言ってしまわないようにキョロキョロ
自分を見ている飼い主さんが
チラチラと自分から視線が逸れて
不安な表情になったり、
声の口調が変わったり、
それが余計に動物の不安を
助長してしまいますガーン
注射がいつされるのか気になるので
ついつい見てしまいそうですが
不安を募らせないように気をつけましょうニコニコ流れ星

 


*車が急停車!その時ワンちゃんは!?*

2017.2.3

 

人は車に乗る時に、

シートベルトをして
万が一の事故から
身を守りますリムジン真ん中リムジン前キラキラ
そのシートベルト、
ワンちゃんの安全の為にも
とても有効なようです音符ブルー音符トイプードルピンク音符音符
時速40kmで走行中に
頑丈な何かにぶつかった場合アセアセ
フリーな状態で乗っている犬は
どうなってしまうのでしょうかびっくりびっくりまーく
やじるし(智)やじるし(和)続きはこちらからウインク流れ星

*動物病院に行くときの、我が家の必需品!*

2017.1.31

 

今日は今年初めての動物病院ぽってり苺

 

13歳小雪の定期健診と
7歳瑠璃の診察へ行ってきました。
小雪も瑠璃も嫌がることなく、
すんなりと病院の中に入っていく姿を見て
初めて家に迎えた犬のことを思い出しましたつながる花1
まだ私が実家暮らしの頃、
家にはミックス犬の女の子、シェルビーグルあたまがいました。
その頃は、犬の行動について考えることもなく、
病院に入るのを嫌がるシェルをみても、
ほら、いくよ!と無理やり引っ張ってみたり、
もしくは抱っこをして病院に入っていました。
何で病院に入るのを嫌がるのか?
→病院が嫌いだから。
なんで嫌いか?
→いつもシェルにとっての嫌なことをするから。でも仕方ない。病院なんだから。
としか考えておらず、
病院なんだから、嫌がって当たり前。
治るためには仕方ない、と
それ以上考えることはありませんでした。
でも、
はたして・・・
本当にそうなのだろうか・・・・・・?
そんな風に思えたのは、犬の行動学を学んでからガーベラ
いつも嫌なことをする場所だから嫌い。
じゃあ、好きになるにはどうすればよいの?
という逆の発想を知ったときには、
本当に驚き、目から鱗でした。
病院=嫌いな場所
というのは、それまでの私の
「当たり前」
「常識」
でしたが、
それは必ずしもそうではないのだと・・・
それからは、
病院へ行くときには必ず、
犬達の大好きな食べ物を持っていきますジンジャーブレッドマン
(食べられる診察内容の時には)
待合室で待っているときには
「お利口だね~ニコニコ」と褒めて
時々大好物のご褒美をプレゼント。
診察室で体重を計った時にも
「高いところにいて偉いね~ウインク
「体温計れて、偉いね~おねがい
と心から笑顔で褒めて、
またプレゼントジンジャーブレッドマンドキドキ
先生が触診するときにも
「触らせてくれて、偉いね~照れ
と診察の邪魔にならない程度にプレゼントジンジャーブレッドマンドキドキ
要所要所で、犬達が緊張したり、
我慢をしたり、頑張ったときに
気持ちをやわらげるお手伝いをしてきます。
最初は緊張して食べられないかもしれませんが、
繰り返し、繰り返し、繰り返し、・・・・・
病院は嫌なことをされるところ、
だけではなく、
嫌なこともあるけど、
頑張ると大好きな人に褒めてもらえるし、
大好物ももらえるし、
嫌なことだけではない。
そう思ってもらえると、
病院でのストレスレベルは
大きく変わってきますつながるうさぎ
人間の私は、病院に行くと症状が改善するから、
症状が改善するというご褒美があるから
嫌だけど病院へ行きます。
でも犬にはそんなことは分からない。
そうであれば、犬が喜ぶご褒美を
病院とセットにしてあげるカナヘイキャンディ
予防医療やお手入れ、定期健診など
ご褒美をあげられる状況であれば
是非試してもらいたい犬へのサポートです。
ちなみに・・・
実家にいる猫ニコを、
動物病院へ連れて行くときには、
普段は食べさせていない
大好物の猫缶を持っていきます。
ワクチン接種や爪きり、
お尻のお手入れのときに
猫缶を毎回あげるのですが、
とっても静かに落ち着いて
注射や処置ができますカナヘイ花
我が家の猫達は
病院=大嫌いな場所
ではなく、
ちょっと緊張はするけれど、
美味しい猫缶が食べられるし、
病院=そんなに悪くない場所
になっているようですニコニコ
そんな猫達は、病院へ行く入れ物に入るのもスムーズ。
病院へのよい印象をつけておくと、
飼い主も猫もお互いにストレスなく
病院へ向かうこともできるのですカナヘイ花

*おっきい犬は、温厚な犬?*

2017.1.28

 

我が家にいる犬は、トイプードルコスモス、いわゆる小型犬。

 

最近はそんな小型犬の多い日本ですが、
先日テレビでも放送されていた
「グレート・デーン」という
とーっても大きな犬もいます。
学生時代に使っていた犬種図鑑チワワ黒によると、
グレート・デーンの大きさは、
体高(き甲と呼ばれる肩付近~地面までの高さ)が
男の子で76センチ以上!
立ち上がると、余裕で私の肩に足が乗る大きさびっくり
世界で最も背が高い犬としてギネス登録されたグレート・デーンは
なんと体高が112センチ、そして後ろ足で経つと・・・
約223センチびっくりビックリマーク
数字が大きすぎて想像するのが難しいです・・・あせる
そんな珍しい大型犬もいれば、
そこまでは大きくなくとも、
旭川にもゴールデンやラブラドールなどの
大きな犬も時々見かけますカナヘイハート
そんな可愛い犬を見つけたときに、
顔をじーっ目と見つめてみたり
走って走る人近づいてみたり
かわいくてガシャガシャと撫でてみたり手
していませんか??
大きな犬はビーグルあたま
「優しく、温厚」なんてイメージをもたれがちおすましスワン
とはいっても、
知らない人に急にそんな風にされたら
どんな気持ちでしょうか?キョロキョロ
知らない人が急に走ってきて
目をじーっと見つめてきて
なんだか分からない言葉を発しながら
体をぺたぺたと触ってきたら・・・アセアセ
汗汗汗
人も、温厚な人もいれば活発な人もいます。
社交的な人もいれば、内向的な人もいます。
そして、犬にだってそれぞれ個性がありますうさぎクッキーひらめき電球
もちろん誰にでも触られるのが大好きラブラブ
という子もいますが、
遠くからさり気なくうさぎクッキー
笑顔で見つめられているくらいが
ちょうどいい子も意外と多いのですほっこりひらめき電球
珍しい犬種を見つけたり
かわいくて触りたい犬を見かけた時には目
犬に一直線!トイプードル音譜
ではなく、
まずは犬を見ないようにゆっくりと近づき、
飼い主さんとの交流から
スタートしてみることをお勧めしますニコニコ
そして、飼い主さんのOKが出たとき、
犬との交流をゆっくり始めてみましょう黄色い花コスモス
自分の「犬に対する興味」も大事ですが、
ワンちゃんの性格、個性、
そして、気持ちも尊重しながら
交流をしてあげましょうねラブラブラブ